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【前編】刃渡り何センチをこえると銃刀法違反? 逮捕されたらどうなる?

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2019年08月06日
  • 暴力事件
  • 銃刀法
  • 刃渡り
【前編】刃渡り何センチをこえると銃刀法違反? 逮捕されたらどうなる?

日本の治安の良さは世界でも知られているようです。それを可能ならしめている各種制度や法律のひとつとして、「銃砲刀剣類所持等取締法」(以下、銃刀法)の存在が大きいといわれています。平成30年9月、川崎市多摩区の交番に刃渡り約11センチの包丁を自ら持ち込んだ男が銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されています。

銃刀法違反で逮捕されるケースには、実例で挙げたような逮捕されるだろうことを理解している状況だけではなく、詳細な規定を知らずに逮捕されてしまうこともあるようです。そこで本コラムでは、銃刀法のあらましから万一逮捕されてしまったときの対応について、ベリーベスト法律事務所 川崎オフィスの弁護士が解説します。

1、銃刀法の目的とは?

銃刀法の基本的な趣旨とは、一般市民が正当な理由や許可なく「銃砲」や「刀剣類」などのような人を殺傷する武器になり得るものを所持することを禁止することにあります。その目的は、治安の維持を図ることにあります。

しかし、すべての銃や刃物の所持を一律で規制してしまうと、国民の生活が成り立たなくなってしまいます。たとえば刃物は料理や工作をする際に必要不可欠なものですが、この所持をすべて銃刀法で禁止してしまうと、日常の食事や仕事すらままならなくなります。また、警察や自衛官以外の銃の所持を禁止してしまえば猟師は成り立ちませんし、クレー射撃もできなくなるでしょう。

そこで、銃刀法は一般市民が銃や刃物を所持することについて、所持できる銃や刃物の要件や所持するための資格などを定めることで、治安の維持と日常生活のバランスを図っているのです。

2、銃刀法違反の基準について詳しく解説

銃刀法では、規制の対象となる銃砲や刀剣類について以下のように定義しています。

  1. (1)銃砲とは?

    銃刀法第2条によると、銃砲とは「けん銃、小銃、機関銃、砲、猟銃その他金属性弾丸を発射する機能を有する装薬銃砲および空気銃」のことを指します。

    違法改造を施した殺傷能力のあるモデルガンやエアガンなどの所持も、銃刀法違反となる可能性があることを押さえておいてください。このような銃砲を法律に基づいた許可なく所有することは、銃刀法で禁止されています。

  2. (2)刀剣類とは?

    銃刀法第2条では、刀剣類について以下のように定義しています。

    • 刃渡り15センチメートル以上の刀
    • 槍および薙刀(なぎなた)
    • 刃渡り5.5センチメートル以上の剣、あいくち
    • 刃渡り5.5センチメートル以上で、45度以上に自動的に開刃する飛び出しナイフ

    上記のような刀剣類を、公安委員会や文化庁など関係諸機関の許可・登録なく所持することはできません。

  3. (3)刀剣類以外の刃物とは?

    銃刀法第22条では刀剣類以外の刃物の所持について、「業務その他正当な理由による場合を除いて、刃渡り6センチメートルをこえる刃物を携帯してはならない」と定めています。さらに、銃刀法第22条の4では業務その他正当な理由のない「模造刀剣類」の所持も禁止しています。

    この「業務その他正当な理由」とは、以下のようなケースが該当すると考えられます。

    • 店で刃物を購入し、それを自宅に持ち帰る場合
    • 調理師や林業など職務で刃物を使用する人が、自宅から仕事場への通勤途上に包丁などを携帯している場合

    犯罪目的はもちろんのこと、護身目的の所持は刃渡り6センチメートルをこえる刃物を携帯「正当な理由」として認められません。アウトドアやコスプレイベントなどで使用するための刃物あるいは刃物のレプリカなどを車中に保管している場合でも、取り締まりの対象となる可能性があります。

    また、仮に刃渡り6センチメートル未満のカッターナイフやハサミなどであっても、正当な理由がない携帯は軽犯罪法第1条2号で禁止されています。

3、銃刀法違反における罰則

銃刀法違反の罰則は、違反の態様によって多岐にわたり定められています。その一部を抜粋してご紹介します。

  1. (1)銃砲の場合

    • けん銃の所持……1年以上10年以下の懲役、複数所持していた場合は1年以上15年以下の懲役(銃刀法第31条の3)
    • 猟銃の所持……5年以下の懲役または100万円以下の罰金(同第31条の11第1号)
    • けん銃や猟銃以外の銃砲の所持……3年以下の懲役または50万円以下の罰金(同第31条の16第1号)
  2. (2)刀剣類の場合

    • 3年以下の懲役または50万円以下の罰金(同第31条の16第1号)
  3. (3)刀剣類以外の刃物の場合

    • 刃渡り6センチメートルをこえる刃物……2年以下の懲役または30万円以下の罰金(同第31条の18第3号)
    • 模造刀剣類……20万円以下の罰金(同第35条2号)
    • 正当な理由なく携帯している刃渡り6センチメートル未満の刃物……刑事施設に1日以上30日未満の拘留または1000円以上1万円未満の科料(軽犯罪法第1条2号)

    後編では、引き続き川崎オフィスの弁護士が、銃刀法違反で逮捕されてしまった場合の流れなどを中心に解説します。

    >後編はこちら

  • この記事は公開日時点の法律をもとに執筆しています

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